ピアノランドフェスティバル 祝25周年

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話が前後しますが、発表会前8月24日水曜日、実はレッスンお休みいただいて、ピアノランドフェスティバルに行ってきました。超満員のホールに、ピアノの先生やお母さんお父さんに引率されてきた子どもたちや、私みたいな涼子先生ファンが集まり、素敵な時間を過ごしました。

子どもが全然練習しないとか、音楽に興味がわかないとか言う話をたまに聞きますが、栄養もあたえないで(いい音楽聴かせないで)、走れ走れ(練習しろ練習しろ」と言っても、それは無理というものです。レッスンにだけ通わせておけば、先生が好きにさせてくれるって思ってるとしたら、それはかなり子どもに夢を見てるし、人間に気持ちがあるってことを忘れてると思います。人間は何か憧れがあるから、それをつかみに行こうと思うもの。こうやって、音楽が好きになってもらいたいという大人の気持ちが、このホールを満員にしたんだろうなと思うと、感慨深かったです。

前半はピアノランド人気曲パレード。いいですよね。私もこの企画を真似て、一度バイオリンランドを弾くコンサートを、安部慶子先生と開催したことがあります。その節は先生にかなりお世話になりました。カイザー練習曲も先生と二重奏したりして。小さなキャパ80くらいのスタジオでしたが、生徒たちがとても喜んでくれました。「一度は勉強するけど、なぜか演奏会では聴けない曲のコンサート」やってみたいな。

ピアノランドで勉強している会場の生徒さんたち。一緒に口ずさんだりして、ピアニストの本気モードに感動していました。そして録音応募プロジェクトで選ばれた生徒さん達の演奏もありました。録音審査ののちに、東京では2回公開レッスンがあり、またその中から選ばれます。7月にあった青山のカワイパウゼでのレッスンの様子は、今月のムジカノーヴァに、ピアノ科講師の豊永泰子先生がレポートしていますよ。皆様是非読んでみてくださいね。

連弾は小1お二人、小3お一人。作曲は小6がお二人。どの生徒さんも音楽的でびっくりしたのですが、特に二人目の涼子先生と連弾なさったお嬢さんが、まだ小さいのにすごく音楽的な演奏で驚きました。そして、先生の連弾の伴奏がドキドキするほど美しく、ちゃんと生徒パートが浮き出ているような演奏で、これぞ連弾って感じがしました。あれは生涯忘れない演奏になると思います。ピアノってあんなに小さい音も出るんですね。今思い出しただけでも、ドキドキします。

大人になって人生経験をすれば、その子に才能があれば音楽的な演奏を勝手にするようになるっていう考え方があって、とにかく若い時は指を回るように、運動神経を鍛えなければって考え方をしていた時期もあったと思うのですが、ああいう演奏を聴くと、人生経験じゃなくて教え方とその子の努力とセンスなんだな。センスも努力で身につくんじゃないかと思えてきます。私も心してそういう大事な才能を伸ばさないとと思います。

後半は大人のためのコンサート。弾き語りやコンテンポラリーダンスとのコラボレーションがあったりして、特別な25周年にふさわしい豪華なピアノランドフェスティバルでした。

そうそう、今年もピアニストの小原孝さんが子どもに扮して、樹原先生にレッスンを受けるという寸劇、「樹原先生とおばらくんの爆笑レッスン」、最高でした。おばらくんが今年も一年生でした!もうそろそろ2年生にしてあげてほしいです!アンケートに書いてくればよかったかな。がんばれおばらくん。

 

 

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